フサイン・モスク

ファーティマ朝の宮殿都市カーヒラの中央部、アズハル・モスクの北に位置する。第4代正統カリフ・アリーの息子フサインの頭が葬られたと言われるモスクで、ファーティマ朝第13代カリフ・ファーイズが1154年に創建した。その後、アイユーブ朝スルターン、サーリフ・アイユーブによって1237年に再建され、バーブ・アフダル(緑の門)として知られるファーティマ朝建設の入り口上部にミナレット(1、9、10)が付加された。ただし、頂部は後世のものと置き換わっている。

オスマン朝期にも増改築が続き、現存するモスクは、ムハンマド・アリー朝のネオ・ゴシック様式の建築(1、2、10)で、1873年に完成し、南西隅に突出する鉛筆型のミナレット(2〜7)は1878年完成である。