マーリダーニー・モスク

ズワイラ門から南東へ370メートル、城塞のナースィル・ムハンマド・モスクから北へ1.2キロメートルの位置にある。アミール・アルトゥンブガー・マーリダーニーが、1339−40年に建設した大モスクである。彼は、バフリー・マムルーク朝スルターン、ナースィル・ムハンマドに仕え、彼の娘と婚姻を結び、最終的にはアレッポの総督となって1343年に没した。

城塞に向かって南南東へ走るタッバーナ通りに面して、無装飾な入り口が突出し、左側にミナレットが建つ(1)。通りに沿う外壁は、ムカルナスとインスクリプションバンド、対の窓など装飾的である。背後のドームは礼拝室の大ドームで木造である。なお、モスクは、間口50メートル奥行55メートルで、ナースィル・ムハンマドのモスクと類似する礼拝室に大ドームをもつプランである。

石造ミナレットは、3段のシャフトが八角形で、ムカルナスのバルコニーをもち、頂部に宝珠を載せた形である。